2014年 01月 10日
晴れ着で伝統的なお正月を祝う 「The お正月2014」
「明けましておめでとうございまーす!」

今年は1年おきにやってくる、チャーマン家の『The お正月』の年。
前回は2011年のお正月でした。次女の長女ちゃんがお受験だったので、ご夫婦と本人が欠席。3人欠席しただけで、いま写真を見返すとずいぶんと寂しく感じるわぁ。
今年はチャーマン家全員が来軽で、人数多いのでご招待されないかなぁ。なんて思っていたら、「もちろん来るやろー?」って、ちゃんとメンバーに含まれておりましたぁ。\^^/
今年も男子は朝の沐浴から体を清めて…。
オットはこの儀式からお誘いを受けていたんですけどね、もちろん逃げましたぁ。(笑)
「老いた体に真水は辛すぎるぅ。」だってー。そう言う時だけ“老い”を上手く使うのねん。
なので、開始時間の8時に伺いました。
今回も、この金屏風の前で 家長に元旦のご挨拶から始まります。

ご挨拶、そしてお屠蘇を頂きます。(日本酒に材料を漬けて作ります。)
順番通りに並べましたぁ。(奥様の後は長女さんなんだけど、支度が間に合ってなかったので、私達が先にご挨拶。)

私以下は、ちゃんと三三九度で頂きましたのぉ。結婚式だけじゃないのねん、三三九度。
家長は14人全員とご挨拶を交わすまで立てないから、足が辛そう。
晴れ着組です。
右から、奥様、長女(次の家長)、次女、三女、なんちゃんて四女で私の友人でもある神戸のTちゃん、五女の私、次女の長女ちゃんで将来の家長。前に次女の次女ちゃん。

Tちゃんのお着物は、奥様が20才代の頃のものなんですって。
で、次女の長女ちゃんは、長女のお着物って言ったかなぁ。
こうして代が替わっても着てもらえて、着物も喜んでますね。
ちなみに私は、まだ袖を通した事になかった鮫小紋に絞りの名古屋帯にしました。
着物と帯の組み合わせが、これでいいのかネットで調べて、でもすっごく悩みに悩んで…。染の着物に絞りの帯。いいらしい?んだけど…。ホントに組み合わせって難しい。
こうしてご挨拶が終わったら、お待ちかねの宴会。じゃなかった、お節を食べて今年の福などを願うのかな?
(いろいろ教えてもらうのにぃ、飲んで忘れるダメな私)

でも、すぐには始まらないの。
家長が一人一人に名前を書いて下さって、それを手渡され席に着きます。
(大昔、父もやってたなぁ。と思い出す。)

さて、やーっと乾杯!


お節料理一部


30日からお料理に取りかかってくれて、大晦日の夜にTちゃんが「今こんな感じやでー。」って、写真を送ってくれました。


チャーマン家、人数は多いので合間に何人かと飲んで遊んでいた私達。
この沢山のお料理が並んだテーブルを見て、気の遠くなる作業だったんだろうなぁ。と、感謝の気持ちが込み上げます。
お刺身の盛り合わせもありましたぁ。
お酒も進んで、ワイワイと賑やかな元旦です。


全部が丸いのが関西風。


(あっ、さすがにお豆腐は四角だった。)
白みそのお雑煮。丸餅が隠れちゃった。^^;

お雑煮を食べ終わるころ、来たのよ宅急便。
本当は前日の夜に届くはずだった明石の鯛なんだけど、当日の午前中にずれ込んじゃったの。
これがなくっちゃ、お正月のテーブルじゃないよー。

こんなに大きな立派な鯛。
お正月価格だから、ご、五万円ですってー! \(〇O〇)/

これは御福分けしていただき、ウチで鯛飯に変身しましたぁ。
お節料理の材料は、京都まで行って仕入れてきてくれたものだったり、細部にまでこだわりがありましたぁ。
お重箱も三人の娘さんそれぞれお嫁に持たせた物を当日使ってあったし、お雑煮の入ったお椀も、とっても立派な輪島塗のものでした。
この元旦の会が終わると、それから漆器のお手入れがあります。
ヌカで洗って何とかかんとか、また手間のかかる作業らしいのです。
私は食べて飲んで、美味しい所だけ参加させて頂いているけど、京都まで材料の仕入れに行って、2日前から仕込みが始まり、当日の宴が終わってからもお片づけに手間や時間が、まだまだかかるんですよぉ。
本当に、皆さんに感謝です。
こういう伝統的なお正月を過ごすって事に、すごいと思うんですが、
それよりも、これって、家族みんなが仲良くなければ成り立たないじゃないですか?
こんな大家族が、みんな仲が良い。って事が、ホント羨ましいなぁ。って思うんですよ。
しかも、大家族になるって、なりたくてもなれないでしょう。天からの授かりがね…。
私もオットも大家族とは無縁ですから、仲の良い大家族って憧れますし、お正月などの1年のウチの1部だけど、こうして私達夫婦を含んでくれて、本当にありがたい事だと思っています。

私達も、そして皆さんも、健康で幸多い年となりますよに〜。
今年も、どうぞ宜しくお願いいたします。