伯父は原発の被害者なのだろうか?

まだ京都と神戸の旅の記録が終わってないんだけど、中休み。

先週、2泊3日の旅行に出ている間に、伯父が亡くなっていた。
帰って来てその事を知った時には、もう荼毘に付された後だった。

行き先はアジアだし2泊だし、母には特別言わずに出発して、しかも携帯の海外設定が上手く出来ていなくてメールがドンと入って来て、パケット代怖くて電源消したまま。
羽田に到着して電源入れたら、夫から「母から電話があった。」とメッセージがあったので、嫌な予感が頭をよぎったのだ。

伯父は福島県のいわき市に住んでいた。
でも、あの原発の事故があってから、茨城県の息子の家の近所にわりとすぐに建て売りを購入して住んでいたのだ。
何十キロ圏内に住んでいたのかは定かでないが、母との会話で私が「政府か東電から保証が出るなら良かったねぇ。」って安心した覚えがあるので、そう言う地区だったのだろう。

母に電話を入れると声はかすれ、涙声で話すので、アレコレ根掘り葉掘り細かい所を聞く雰囲気でなかったので、ここで確かな場所など書けなくて申し訳ないです。

亡くなった当日、いわき市で住んでいた家を処分するにあたり、昔の家に戻って業者さんと打ち合わせをして、業者さんに「ありがとうー!」って大きなはっきりした声で手を振ったんだそう。
それが伯父の最後の言葉。
家に入って伯父はソファーに座って、叔母がキッチンで食事の支度をし、出来上がって伯父を呼んだら返事が無い。
手を触っても反応がなく、急いで携帯を使うんだけど携帯が繋がらなくて、外に助けを求めて走ったそうだ。
で、救急車を呼んでもらったけど既に心配停止状態。

専門用語は覚えてないが、心臓の血管が思いっきり破裂したそうだ。
破裂が大きかった為に、その瞬間は声も出さずに一瞬で亡くなったようなのだ。

伯父は父の5人兄弟の中で一番末っ子。
体格も兄弟の中で一番良くて、身長は180cm以上でガッシリ体系。
今までに大きな病気もした事はなく、私の父のように何度も手術を繰り返したりしてない健康な体で、しかも私の夫と同じ年。
人生、まだまだこれからだと言うのに…。

私は、16年くらい前の父のお祝い事のパーティーで会ったのが最後。
両親は非難してから洋服を分けたりして、最近良く会っていたようなので、かなりショックだったんだろう。

伯父は生前からお葬式はいらない。って言っていたそうで、両親も付き添ってお葬式はやらずに福島で荼毘に付されて、一緒に茨城に帰ってきた。

もし、原発の事故がなくてそのまま家で暮らしていたら、亡くなっていなかったじゃないか?
例え資産に余裕があったとしても、新しい家を購入して引っ越して…。
ストレスが無かったとは思えない。

そう思うと、伯父は原発の被害者なのではないかと思えて仕方がない…。

なんか、テレビかなんかを見ていると、こう言うストーリーって聞く事があるけど…。
まさか、こんな不幸が身近に起こるとは、未だに信じられないでいる。
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by Tomoekara | 2011-10-06 16:03 | その他